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歌声解説 男性シンガー

BTS ジミンの歌声や歌い方についての分析

投稿日:2018年5月25日 更新日:

今回はBTS(防弾少年団)のジミンさんの歌声・歌い方についての分析です。

話し声の特徴

地声・話し声の音域は普通〜やや高めの音域です。

普通〜やや高めくらいの音域帯の声帯を持っているように感じます。

 

声質はエッジボイスのようなカラッとしたエッジ感のある鳴り系の声質です。

息の流れよりも声帯の鳴りが先行するような鳴り主体の声質と言えるでしょうが、しっかりと声帯を鳴らすというよりもカラッとした声帯の鳴り方が特徴的ですね。

声帯コントロールの柔軟性を感じるような声質です。

持っている声帯

普通〜やや高めの音域・バランスのいい声質

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)。

基本的には息の多い『息系の発声』主体です。

 

綺麗な息の倍音が乗っており、澄んだ美しい音色を作り上げています。

随所にザラッとしたエッジ感が入るのも特徴です。エッジボイスのザラッとした鳴りに息の「スー」とした流れがおり混ざるような発声スタイルが特徴的です。

 

また、声は鼻腔や口腔など上方向主体の音色作りでより一層の澄んだ透明感のある音色を作り上げます。

地声

 

ミドルレンジ(地声)

地声の中高音発声。

地声の延長線上で強い息の圧力をかけて強い中高音を発声しています。

そこまで地声域で強く高音を歌うというよりは綺麗にファルセットに綺麗に移行するようなフレーズが多いです。

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)。

非常に綺麗なファルセットを持っているのもジミンさんの特徴です。

 

綺麗な息の流れとバランスのいい鳴りのあるファルセットを自由自在に使いこなしています。切り替えも非常に美しく、抜けるような澄んだ音色の美しいファルセットです。

ファルセット

歌い方

共鳴や音色

鼻腔や口腔などの上方向主体の音色作りです。声を当てる方向性は斜め上前方向中心

下方向(咽頭共鳴)への響きを作ることはあまりないですね。

 

ビブラート

ビブラートはあまりかけるタイプではないですが、フレーズ次第では綺麗にかけています。

 

フレージング・歌い回し

直線的でかつ滑らかなフレージングが特徴です。

言葉のアタック(出だし)も軽やかで、リズミカルに透明感のある発声を繰り出します。

 

息系の発声、鳴り系の発声、そして綺麗なファルセットを自在に使いこなし多彩な表現を生み出していますね。

ピッチ感やリズム感も非常に良く素晴らしい歌唱力を持っています。

どういう練習をすればジミンさんのように歌えるか

ジミンさんのように歌うポイントは

ポイント

息の多い発声とザラつきを身につける

綺麗なファルセットを身につける

これが重要でしょう。

息の多い発声とザラつきを身につける

ジミンさんのような息が綺麗に流れる発声は息と声との連動が重要です。

息の上に声を乗せるような発声を身につける必要があります。

息のトレーニング

息と声の連動のトレーニングは

がオススメです。

 

息の上にしっかりと声を乗せられるようになったら、その発声で歌えるように体になじませていくといいと思われます。

 

ザラつき

ザラつきの部分は『エッジボイス』でトレーニングしましょう。

このエッジボイスをうまく使いこなすことで声帯のザラついた鳴りを生み出し、そこに息を綺麗に流すような意識が重要だと言えるでしょう。

綺麗なファルセットを身につける

ジミンさんは美しいファルセットを自在に使いこなします。

ファルセットをコントロールできるようになる必要がありますね。

 

ファルセットのトレーニング

ファルセットは基本的には使えば使うほどに成長します。

日頃使う機会が少ない発声なので、たくさん使うことでしっかりと成長します。

 

地声や裏声を自在に切り替えられるようになればある程度ジミンさんに近づけるとは思いますが、かなり訓練が必要なものでもありますね。

でトレーニングしましょう。

毎日コツコツとやっていくしかないですね。頑張りましょう。

 

 

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