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スキマスイッチ 大橋卓弥の歌い方・歌唱力 【歌声解説】

投稿日:2017年11月10日 更新日:

今回は大人気ユニット「スキマスイッチ」のボーカル大橋卓弥さんについて書いていきたいと思います。

スキマスイッチと言えば、知らない人はいないほどの人気グループですね。

 

何と言っても楽曲の素晴らしさは、唯一無二です。また、歌声も特徴的です。

一度聞いただけで大橋卓弥さんの歌声とわかってしまうほどに特徴的なボーカルです。スキマスイッチに心掴まれている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなスキマスイッチの大橋卓弥さんの歌声について解説していきたいと思います。

 

どういう声質・声の出し方か

話し声や地声の音域は普通の音域で、鼻腔に響きやすい声質

話し声・地声の音域は普通の音域です。高くも低くもないと言うような感じですね。

声質は声帯閉鎖や息のバランスのいい声質ですね。若干声帯閉鎖が強い声質ですが、バランスのいい声質と言えそうです。

話し声からやや鼻腔に響くような声質が特徴的ですね。鼻腔に響きやすい声なのでしょう。

 

歌声は鼻腔共鳴の強い柔らかいミックスボイス中心

歌声は主に3種類の歌声を使っています。

地声、ミックスボイス、ファルセットですね。特に中心となっているのがミックスボイスです。

 

低中音域は地声系の発声ですね。低音域の段階から声帯をしっかりと鳴らすような歌い方をすることが多いですね。もちろん息が流れるように歌うこともありますが。

比較的早い段階でミックスボイスの方へ移行しているような感じです。

 

中高音域はミックスボイスです。このミックスボイスは柔らかい鳴りと鼻腔共鳴が特徴的です。鳴りの強い声を鼻腔に広い空間を作って響きを集めることで、丸い印象のある声を作り出しています。

大橋卓弥さんは元々持っている声から鼻腔に響きが集まりやすい声質なのでしょう。普通の人が大橋卓弥さんのように歌うにはかなり鼻腔に響きを集めることを意識しなければいけないでしょう。

 

さらに高音域はファルセットを使っていますね。切り替えのうまい綺麗なファルセットを聴かせてくれます。

 

どういう歌い方か

鼻腔への柔らかい響きを主体とした歌い方

大橋卓弥さんの丸い柔らかい歌い方は鼻腔への声の当て方が強い(方向のベクトルが強いという意味で)のが要因ですね。斜め後ろ方向へ声を飛ばすように意識することで、同じようなニュアンスを出せるかもしれません。ただ、こういうニュアンスは真似するのは簡単ですが使える武器として昇華させるの非常に難しいですね。

そういう点で大橋卓弥さんの歌い方は完成されたものですね。

 

ビブラートは自然に綺麗にかかるタイプです。フレーズによってまっすぐに歌うこともあり、伝わりやすく綺麗に聞こえる歌い方ですね。

 

実際の歌声で確認

声の種類

地声:黒字

ミックスボイス:黄色マーカー

ファルセット:赤字

 

「奏」でファルセットを確認

 

フレーズ

君が大人になってくその季節が悲しい歌で溢れないように 最後に何かみに伝えたくて さよならに代わる言葉を僕は探してた

 

非常に綺麗な抜きのファルセットですね。さらりと息が流れる美しいファルセットに綺麗に切り替えています。地声のフレーズは実際はミックスボイスとの中間色の音色が多いのですが、綺麗に線引きできるものではないしここではわかりづらくなってしまうので地声としておきます。

 

「惑星タイマー」で地声とミックスボイスを確認

 

フレーズ

君だけを乗せ 君だけを乗せ 彗星にみたいに冴えたスピードで 遥か遠くへ 遥か遠くへ 一緒になって星をさがすよ 時を止めて

 

大橋卓弥さんは地声からミックスボイスまでのつながりが綺麗で境目がわかりにくいですね。(そもそも厳密に「ここから!」と言う線引きはなく、中間色はあるので)

黄色のアンダーラインはどっちともつかない微妙なフレーズです。黄色マーカーまで行くとしっかりとミドルボイスに入っているのがわかります。ミックスボイスはやや鳴りが強まり、芯のしっかりした発声ですね。

 

どういう練習をすれば大橋卓弥のように歌えるか

大橋卓弥さんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

 

大橋卓弥さんのように歌うポイント

ポイント

太いミックスボイスを身につける

鼻腔共鳴を身につける

この二つが重要ですね。

では練習方法を書いていきたいと思います。

 

太いミックスボイスを身につけるには

太いミックスボイスを身につけると言うと少し大橋卓弥さんの歌声から遠ざかるようなイメージですが、ミックスボイスを丸く芯のあるものにするには、共鳴の空間=のどを広く使う必要があります。

 

そんな喉を開くようなミックスボイスの練習にグッグトレーニングは最適です。

 

グッグトレーニングについて詳しくはこちら

【グッグトレーニング】のやり方・効果・練習方法について

 

鼻腔共鳴を身につけるには

大橋卓弥さんの共鳴のメインは鼻腔共鳴ですね。鼻腔方向へこえを当てるニュアンスを身につけることで、丸い声の響きを身につけることができます。

大橋卓弥さんの声の方向は頭の斜め後ろを意識するといいでしょう。

 

ハミング練習について詳しくはこちら

【鼻歌・ハミング練習法】のやり方・効果・練習方法について

 

まとめ

大橋卓弥さんのように歌うには鼻腔共鳴が何よりも重要ですね。あの少し特殊な鳴りの声質の表現している大きな鍵です。ただ、特徴的な声に埋もれがちですが、ピッチ感や細かいニュアンスや歌声の安定感など様々な面で高い実力を持っています。

そう簡単な道のりではないでしょうが、まずはしっかりと鼻腔に通る芯のある声を出すとうのが重要ですね。

 

その他シンガーの歌声解説はこちら

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