【9/13】まとめページは都合上削除いたします。引き続きカテゴリーページ等でお楽しみください。

歌声解説 男性シンガー

井上陽水の声や歌い方についての分析

投稿日:2017年11月14日 更新日:

今回は井上陽水さんの歌声について書いていきたいと思います。井上陽水さんといえば日本の音楽界の宝とも言えるレベルのシンガーですね。その卓越した技術と作曲能力、何よりその芸術的な歌声で多くの人を魅了しています。今や「少年時代」という楽曲は小学校の音楽の教科書に載っているそうです。教科書の載ってしまうっていうのはすごいことですね。

今回はそんな井上陽水さんの歌声について書いていきたいと思います。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声はやや高めの音域で、鼻腔によく響く声質

地声の音域はやや高めの音域ですね。音域的にやや高めの音域帯の声帯を持っているように感じます。

声質は声帯の鳴りと息のバランスのとれた声質です。特徴的なのは何と言っても鼻腔方向への共鳴の強さですね。声を出せば鼻腔に声が通るというくらい鼻腔への響きが強いです。これはあくまで予想ですが、骨格的に鼻腔に通りやすい頭蓋骨の作りをしているのでしょう。

これだけ鼻腔方向へ声の方向が向いている話し声も珍しいと言っても過言ではないほどに、上方向への響き中心の声です。多くの人が真似をする理由もわかるほどに特徴的な声ですし、魅力的な声です。

話し声や持っている声帯の特徴

鼻腔に声が良く響く

歌声も鼻腔に芸術的に通る声

歌声は主に3種類の歌声を使っています。地声・ミックスボイス・ファルセットの3種類の歌声を使っています。

低中音域は地声系の発声を使っています。声質は息が綺麗に流れつつ声帯もバランスよく鳴っている声質です。特徴的な歌声であまり注目されることはないですが、井上陽水さんは息が綺麗に流れる声をコントロールしているので美しく聴こえる気がします。鳴りと息どちらが先行しているかと言われると、息が先行するような声の出し方ですね。息が口からフワッと漏れるような声の出し方です。マイクに息の音がを感じるほどに息が流れているのがわかります。個人的な印象ですが、声の鳴りの成分は鼻腔方向へ抜けていき、息だけが口から流れ出ているようなそんな印象を感じます。

井上陽水さんのメインの声と言える部分ですね。

地声

結構高めの音域帯まで地声です。

高音域はミックスボイスを使っています。強く高音を鳴らすときやファルセットまで抜かないような高音の時に使います。とは言え、そこまで使用頻度が多いわけではなく、基本的に結構高い音まで地声系の発声を使っています。

ミックスボイス

後半部分ちょうど切れてしまっているのですが、「思いませんか」の部分がミックスボイスです。

高音域はファルセットを使うことも多いですね。綺麗に抜けるようなファルセットで息の成分が多いファルセットです。高音域を綺麗に抜くときなどに多く使っています。ただでさえ、鼻腔に響きやすい声がより一層上方向へ抜けるようなそんな声です。

ファルセット

「氷のせかい〜〜〜

どういう歌い方か

鼻腔方向への声の当て方がすごい

井上陽水さんは話し声から鼻腔共鳴MAXの声の当て方をしています。というよりは、もはや嫌でもそうなってしまうであろうというような感じですね。骨格などのいろいろな条件が鼻腔共鳴のために最適化されていると言えます。どうあっても鼻腔に響く声、そんな印象を受けます。

歌を歌うために生まれた体の作りと呼べるほどの声の共鳴の仕方ですね。そんな鼻腔への響きやすさは当然ながら歌の中でも存分に活用されています。澄んだ柔らかい丸い音色を作り出しています。声の方向は真上や斜め後ろ方向にガンガン飛んでいるように感じます。

ビブラートはナチュラルにかかりピッチ感も非常にいいです。特にフレーズのアタックのピッチ感が非常にいいのも特徴ですね。言葉がコードに乗ってスパンと出てくるような印象を受けます。


どういう練習をすれば井上陽水のように歌えるか

井上陽水さんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

井上陽水さんのように歌うポイント

ポイント

鼻腔共鳴を身につける

息の流れる発声を身につける

これが重要ですね。では練習方法を書いていきたいと思います。

鼻腔共鳴を徹底的に鍛える

井上陽水さんの歌声はとにかく鼻腔です。あの柔らかく丸く聴こえる発声は鼻腔が大きなカギを握っています。声を当て流方向を斜め上後ろに当てるように意識するだけで、似たような発声にはなると思います。モノマネされている人たちも多くはそこを意識していますね。

ただ、美しい鼻腔共鳴はしっかりと練習して体に染み込ませないと身につきません。骨格的限界もあります。鼻腔共鳴の練習はハミング練習が最適です。

ハミング練習について詳しくはこちら

息が綺麗に流れる発声を身につける

井上陽水さんの歌声は息が綺麗に流れています。息が綺麗に流れる発声を身につけるには息と声との連動が重要です。

息と声とを連動させるにはドッグブレスのトレーニングが最適です。また、声を鼻腔に通しつつ、息も流すには「フン」トレーニングが最適です。「フン」トレーニングも上記ハミング練習のページに記載しています。

まとめ


井上陽水さんの歌声は『鼻腔共鳴』これに尽きます!

それ以外にも練習すべき部分はたくさんありますし、圧倒的なのですが、鼻腔共鳴さえ響かせられるようになればひとまず井上陽水さんっぽくはなります。まぁそれで追いつけるくらいなら誰も苦労はしない。と言えるほど井上陽水さんの歌声は素晴らしいのですが。

オススメ記事

1

今回はボイストレーニングの効果を高めるグッズや声を鍛えるのに欠かせないグッズについて書いていきたいと思います。グッズがなくてもボイストレーニングはできるのですが、あれば便利です。 グッズを使うメリット ...

2

今回はボイストレーニングにオススメの本について書いていきたいと思います。 ボイストレーニングというものは、なかなか独学でやっていくというのは難しいですよね。「何からやればいいのか、何が正しいのか、何が ...

3

今回は「声の音域を広げる方法」について書いていきたいと思います。歌において音域を広げるということは大きな課題の一つですね。おそらく多くの人が音域を広げたいと思ったことはあるでしょう。 それくらい歌にお ...

4

今回は「歌が上手くなる方法」について徹底考察していきたいと思います。 歌というものは誰もが身近に聞いたり歌ったりすることができるものですね。 そんな身近なものだからこそ歌が上手くなりたいと思ったことが ...

5

今回はミックスボイス(ミドルボイス)について書いていきたいと思います。『ミックスボイス』というものについて疑問を持っている人は多いと思います。そもそもなんなの?何がミックスボイスなの?自分の声はどうな ...

-歌声解説 男性シンガー
-

Copyright© 【ミュートレグ】 , 2019 All Rights Reserved.