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歌声解説 男性シンガー

布施明の声や歌い方についての分析

投稿日:2018年1月18日 更新日:

今回は布施明さんの歌声・歌い方についての分析です。

話し声の特徴

話し声の音域は低めの音域

音域的に「低め」くらいの声帯を持っていると言えるでしょう。

 

声質は声帯がしっかりと鳴る鳴り系の声質です。

ジリジリ・ビリビリとしたようなしっかりとした鳴りの成分が強い声質のタイプ。

また、共鳴空間が広いのが特徴。特に咽頭共鳴腔が広いので普通に話すだけで太く深みのある音色になっています。

持っている声帯

低めの音域・鳴りやすい声質

歌声の発声方法

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)。

楽曲によって息っぽい発声からしっかりと鳴らす発声まで使いこなしていますが、メインはバランスのいい発声という感じでしょう。

しっかりと息が流れつつも柔らかな芯のあるような発声です。

冒頭チェストからミドル域へ↓

 

ミドル(地声)

地声の中高音発声。

地声を伸びやかに高音域まで引っ張って、強く広がりのある声量抜群の発声が特徴。喉の空間はしっかりと開き、強い息の圧力で生み出す力強い発声はまさにベルティングボイスと言えるのでしょう。

咽頭共鳴(下方向への響き)がしっかりとあることで広がりのある太い深い中高音域を作り出しています。

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)。

あまり使うタイプではないと言えるでしょうが、時々使っていたりします。

やや芯のあるくっきりとしたファルセットです。

歌い方

共鳴や音色

歌声の共鳴は深い響きをしっかりと保つ音色作りが特徴。というよりも深い響きが標準搭載されているような喉を持っていると言えるのかもしれません。

高音域に行けば行くほどに下方向への響きをしっかりと保つような太いパワフルな音色を作り、逆に低音域帯は逆に鼻腔や口腔などの上方向への明るい響きを作る。これによりより一層の抑揚がついている。

 

ビブラート

楽曲やフレーズにもよりますが、基本的には深いビブラートを綺麗にかけるタイプです。

 

フレージング・歌い回し

  • 滑らかに流れる歌謡スタイル
  • 躍動感の合うダイナミクス

というタイプかと。

フレージングは曲線的でメロディーが滑らかに流れるように歌う歌謡スタイルと言えるでしょう。

歌声のダイナミクス(抑揚・声量差)が大きいので、フレーズ全体に躍動感があります。

滑らかなフレージングとダイナミクスのある歌い方が特徴。

どういう練習をすれば布施明さんのように歌えるか

布施明さんのように歌うポイントは

ポイント

太い高音発声を身につける

これが重要でしょう。

太い高音発声を身につける

布施明さんの中高音は綺麗でかつパワフル。

  1. 太い音色
  2. 強い高音

という面を両立させなければいけませんね。

 

トレーニング

太い音色・強い発声のトレーニングには

がおすすめです。グッグトレーニングは喉を開くようにして強い鳴りを作れるので太い音色の発声を鍛えるのに向いています。

また、深い響きのトレーニングも欠かせません。しかし、布施さんな喉の作り・骨格的な要因での声の太さもありますからその点に関しては人それぞれ自分の声帯と向き合う必要があるでしょう。

 

 

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