歌声解説 男性シンガー

”ジュリー”沢田研二の声や歌い方についての分析

投稿日:2019年12月2日 更新日:

今回は「ジュリー」こと沢田研二さんの歌声や歌い方についての分析です。

話し声の特徴

地声・話し声の音域はやや低めくらいの音域

長く活躍されているので年代による変化も若干あるのですが、相対的にやや低めくらいの音域帯の声帯を持っているように感じます。

 

声質は息と声帯の鳴りのバランスのいい声質

どちらかと言えば声帯がしっかりと鳴る鳴り系の声質と言えそうです。年代によって鳴りの声質が変わってきており、若い頃はくっきりとした鳴り、年齢を経るとザラついた成分を含むようになっていますね。

持っている声帯

やや低めの音域・バランスよくしっかりと鳴る声質

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)。

声帯をバランスよく鳴らしつつ、息も綺麗に流すような発声です。

基本的には鳴りのある発声なのですが、息を主体にしたような発声も織り交ぜているので、セクシー感もあります。滑らかな声帯の鳴りをやや下方向へ広く響かせることで太い音色を生み出していますね。

 

ミドルレンジ(地声)

地声の中高音発声。

地声の延長線上でやや強く声帯を鳴らすような中高音域を発声しています。くっきりとした鳴りを保ちながら、高音まで伸びやかに歌います。少し唸りを加えてような鳴りの発声を使ったりもしますね。高音発声時もある程度の深い響きを保っています。

これは声帯に強い息の圧力をかけて割れ気味・シャウト気味に鳴らしています。もう一人の声は忌野清志郎さん。

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)。

時代的にもそこまで多く使う発声ではないですが、高音の抜きやファルセットのニュアンスがぴったりなフレーズなどで使っています。

歌い方

共鳴や音色

特徴的なのはやはり咽頭腔共鳴(深い響き)。この響きをしっかりと保った音色で太さや広がりのある音色を作っています。

上下に伸びやかに広がるような共鳴を持っており、声量ある音色を作り上げています。

 

ビブラート

フレーズ次第ですが、基本的にビブラートは綺麗にかけるタイプですね。

 

フレージング・歌い回し

発声は伸びやかで上下に広がるような音色作りで滑らかさを感じますが、フレージングは歯切れがいいのが特徴です。楽曲にもよりますが、結構ブレーキの効いた歌い方をすることも多いです。

もちろん楽曲によっては流れるような滑らかな歌い方もしていますが、滑らかさと歯切れの良さを兼ね備えたような歌い方です。

どういう練習をすれば沢田研二さんのように歌えるか

沢田研二さんのように歌うポイントは

ポイント

太い音色の発声を身につける

これが重要でしょう。

太い音色の発声を身につける

沢田研二さんは深みのある音色がやはり特徴的で魅力でしょう。

太い音色の発声を身につけるには喉の空間をしっかり保つように発声できるようになること、咽頭共鳴をしっかりと保つことが重要です。ただし、もともと持っている喉の大きさ・太さは人それぞれ違うのでその点は考慮に入れてトレーニングしましょう。

 

喉の空間をしっかりと保ちつつ声帯をしっかりと鳴らすようなトレーニングは「グッグトレーニング」がオススメです。

ある程度の高音域帯まで空間をしっかりと保った音色を作れるようにしましょう。また、「ボイ」トレーニングも深い響きを身につけるのにおすすめです。

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