今回は[Alexandros]のボーカル川上洋平さんの歌声について書いていきたいと思います。
[Alexandros]と言えば、多くの名曲を生み出しているグループですよね。
何と言ってもその歌声と楽曲のかっこ良さは素晴らしいですね。
あの歌声に魅了されている方も多いのではないでしょうか。
どういう声質・声の出し方か
地声・話し声は普通くらいの音域で、鳴り系の声質
地声の音域は普通くらいの音域ですね。
音域的に普通くらいの音域帯の声帯を持っているように感じます。
声質は声帯の鳴りがしっかりとある鳴り系の声質です。息の流れよりも声帯の鳴りが先行する鳴り主体の声質です。随所に鳴りのエッジボイス感を感じます。
共鳴は咽頭共鳴(下方向)寄りの響きです。
歌声は強い高音発声と高音ファルセットが特徴的
チェストボイス低中音域は地声。
息系の声から鳴り系の声まで使っていますが、基本的には息と鳴りのバランスの良い発声がメインです。
しっかりとした息の流れに乗って軽やかに声帯が鳴るような発声です。
さらりとクールな地声域です。
地声
ミドルレンジ
中高音域(≒ミックスボイス)。
声帯に強い息の圧力をかけて強めの高音域を発声しています。
声帯がしっかりと鳴っているので、地声域に比べると息の倍音は少なく鳴り主体の倍音になっています。
声帯をしっかりと閉鎖させることで強い鳴りを生み出すミドルです。
ミドル
一部地声域やファルセットがありますが、基本的には中高音主体のフレーズ。
ファルセット
高音域はファルセット(裏声)。
ミドル域のさらに上の音域帯などで使っています。
さらりと息の流れる綺麗なファルセットです。
ファルセット
「ワタリ〜ど〜りのようにいま」の部分です。
どういう歌い方か
ビブラートはあまりかけることなく、まっすぐに歌うタイプです。
声を上アゴへ当てるような明るく広がりのある音色の作り方です。
口を大きく開く発声で、言葉を明瞭に発音しています。
また、英語も話せるレベルなので非常に発音が綺麗ですね。
どういう練習をすれば川上洋平さんのように歌えるか
川上洋平さんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。
そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。
しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。
川上洋平さんのように歌うポイント
ポイント
強い中高音発声を身につける
これが重要ですね。
では練習方法を書いていきたいと思います。
強い中高音発声を身につけるには
強い中高音発声を鍛えるには「ネイ」「ヤイ」トレーニングが最適です。
このトレーニングは鳴りの強い声で、高音域を余計な力を抜きながらトレーニングすることができます。
また、太い発声を鍛えるには「グッグトレーニング」が最適です。
音域を広げるトレーニングは焦らずにコツコツとやっていくことが重要です。
その他シンガーの歌声解説はこちら