歌声解説 男性シンガー

リンキン・パーク チェスター・ベニントンの声や歌い方についての分析

投稿日:2018年12月20日 更新日:

今回はリンキン・パーク(Linkin Park)のボーカル チェスター・ベニントンさんの歌声・歌い方についての分析です。

話し声の特徴

話し声の音域は普通〜やや高めくらいの音域

音域的に普通〜やや高めくらいの声帯を持っているように感じます。

 

話し声の声質は軽やかで「鳴りやすい」タイプの声質

声帯が軽やかに鳴るタイプで、軽やかさもあるジリジリ・ビリビリしたような鳴りの成分が強い声質を持っていると言えるでしょう。

英語圏の人はエッジボイスっぽく声帯を使って話すので、カリッとジリッと鳴りやすいです。

持っている声帯

普通〜やや高めの音域・軽やかで鳴りやすい声質

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)。

楽曲にもよるのですが、基本的には柔らかい鳴りの発声を使うことが多いですね。深めの響きを作らずに浅めの明るい響きで歌うことが多いです。軽やかで芯のある声質の発声が主体と言えそうです。

息っぽい発声↓

 

 

ミドルレンジ(地声)

地声の中高音発声。

強くしっかりとした鳴りの中高音発声です。

年代によって中心的な発声が変わっている部分もある(昔の方がシャウト色が強い)のですが、割れ気味の強い発声を使うことが特徴的です。

 

段階が3段階くらいあるようなイメージで

  • 普通のパワフルな中高音発声
  • シャウトが少し混じった中高音発声
  • シンプルなシャウト

のような感じです。

こういうシャウト系の発声は『仮声帯』を自在に使いこなしているのですが、これによりガラガラさせたりデスボイスにしたり高音でスクリームにしたりと、力強い表現を多彩な音色で発声しています。

 

パワフルな中高音発声↓

ほんのりガラガラしたシャウト感↓

さらにガラガラ↓

スクリーム系↓

 

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)。

そこまでたくさん裏声を使うタイプではないのですが、綺麗な抜け感のある裏声を使うこともあります。

裏声のいい音源がなかったので、カバー曲ですが。0:09〜、0:28〜↓

歌い方

共鳴や音色

歌声の共鳴は鼻腔や口腔などの上方向主体の音色作り。明るく上に抜けやすい音色が中心です。

おそらく声が上に当たりやすいタイプだろうという印象です。

 

ビブラート

ビブラートは基本的にはあまりかけないタイプです。かける場合もナチュラルな感じです。

 

フレージング・歌い回し

『直線的なロックスタイル』という感じでしょう。

ストレートで伸びやかなフレーズが中心です。歌い方の中で特徴的なのはやはりダイナミクスの作り方ですね。

静かな発声を軽やかに歌い、パンチを出すフレーズでシャウト系の発声を自在に使いこなすその音色の振れ幅こそ最大の魅力でしょう。

どういう練習をすればチェスター・ベニントンさんのように歌えるか

チェスター・ベニントンさんのように歌うポイント

ポイント

シャウト系の発声を身につける

これが重要でしょう。

シャウト系の発声を身につける

チェスター・ベニントンさんはシャウト系の発声を自在にコントロールしています。

これをコントロールするには普通の発声をしっかりと鍛えた上で、先ほどもあった『仮声帯』のコントロールが重要になってくるので、かなりの練習量を必要とするでしょう。

 

シャウトのトレーニングについてはこちらにてまとめているのですが、喉への負担も考慮して慎重に練習しましょう。無理は禁物です。

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