歌声解説 男性シンガー

凛として時雨 TKの声や歌い方についての分析

投稿日:2019年4月16日 更新日:

今回は凛として時雨のボーカル、TKさんの歌声・歌い方・歌唱力についての研究分析です。

話し声の特徴

話し声・地声の音域はやや低めの音域ですね。

歌声の音域帯とはかなり違いますが、音域的にやや低めの音域の声帯を持っているように思います。

歌声の音域とは大きなズレがあるタイプですね。

 

声質は軽やかな「鳴りやすい」タイプの声質

重くくっきりと鳴るという感じはなく、軽やかさや柔らかさを感じるような鳴りやすいタイプの声質を持っていると言えるでしょう。

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)

地声とは言っても話し声で使っているような地声のレンジではなく、中高音帯に寄せた地声のレンジです。

息を多く含ませてやや高音的な音色で歌います。息の成分が多いので高音的な澄んだ音色になるのが特徴。

ウィスパーボイスと言えるでしょう。

 

強く鳴らすような中高音発声に対して「抜き」のように使います。高音域の抜きはファルセットですね。つまり、低音域を弱く歌うときに息っぽく歌うときに地声系の発声を使っています。

 

ミドルレンジ(地声)

地声系の中高音発声(≒ミックスボイス・ミドルボイス)。

声質は声帯をしっかりと鳴らすような鳴りが強い発声。声帯や喉全体を閉鎖的に作用させることで、強く鳴らす高音域の発声を実現させています。

 

もともと持っている地声は低めの声帯を持っていて、そこからかなり音域差のある高音域を発しているので、当然ながら声帯や喉は地声に比べると閉鎖的なニュアンスが生まれます。

 

また、時にグロウルやシャウト系の発声を使ったりもしています。

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)

息が抜ける倍音成分の多いファルセットですね。

自由に地声とファルセットを行き来しています。

歌い方

共鳴や音色

高音発声が主体なので、共鳴は上方向(鼻腔や口腔)がメインです。

あまり深い響きは作らないので、明るい音色になっています。

明るい上に抜ける音色の作りに、閉鎖的な芯がしっかりとした声を当てることで明るく強い声になります。

 

ビブラート

ビブラートはあまりかけるタイプではなく、まっすぐに歌うタイプです。

 

フレージング・歌い回し

やはり最大の特徴は

  • 息系の発声
  • 鳴り系の発声

のコントラストでしょう。

 

しかもかなり独特な音色を持っており、一聴しただけでTKさんの歌声とわかるほどの圧倒的個性ですね。

このコントラストが『静と動』『小と大』という音の動きを生み出し、人を惹きつける一つの要因になっているのは間違い無いでしょう。

どういう練習をすればTKさんのように歌えるか

TKさんのように歌うポイント

ポイント

鳴りの強い高音発声を身につける

ファルセットを鍛える

これが重要でしょう。

鳴りの強い高音発声を身につけるには

TKさんは声帯をしっかりと鳴らすような強い鳴りの高音発声を使っています。

やや閉鎖的な音色を作ることで

  • 高音
  • くっきりと鳴らす

という両面を成立させています。

 

強い鳴りの高音トレーニング

強い鳴りの高音発声を出す上で常に付きまとうのが「脱力」ですね。

つまり余計な力なく、声帯のみをしっかりとコントロールする能力が必要です。

 

強い鳴りの高音域のトレーニングは

がオススメです。

このトレーニングは脱力を促しながら、強い鳴りの発声が鍛えられます。

ファルセットを鍛える

TKさんは歌の中でファルセット(裏声)も多く使用します。高音ミックスボイスのさらに上の音域帯のファルセットを使いこなしたりしています。

なので、ファルセットのトレーニングは必須ですね。

 

ファルセットのトレーニング

ファルセットは普段使わないことが多いので、まずはとにかくたくさん使うことが大事です。

たくさん使うことで鍛えられるのですが、正しい裏声』であることがかなり大事です。

トレーニングは

  1. 地声と裏声の交互発声のトレーニング
  2. 裏声の低音域・高音域のトレーニング

がおすすめです。

 

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