【9/13】まとめページは都合上削除いたします。引き続きカテゴリーページ等でお楽しみください。

歌声解説 女性シンガー

手嶌葵の声や歌い方についての分析

投稿日:2018年1月10日 更新日:

今回は歌手の手嶌葵さんの歌声について書いていきたいと思います。手嶌葵さんと言えば、透き通った歌声と抜群の歌唱力で人気の歌手ですね。

素晴らしいのは何と言ってもその歌声!一聴しただけで、手嶌葵さんとわかりますし、心に透き通ってくるような沁みるような歌声です。今回はそんな手嶌葵さんの歌声について書いていきたいと思います。

 どういう声質・声の出し方か

地声・話し声はやや高めの音域で、息が多い声質

地声や話し声はやや高めの音域です。音域的に普通〜やや高めくらいの音域帯の声帯を持っているように感じます。

声質は息の成分が非常に多い声質です。ハスキーボイスと言えるか言えないかは微妙ですが、声帯があまり閉鎖しないために息の成分が多い声質です。成分だけでなく、単純に息をしっかりと流すような声の出し方でもあります。

特にサ行の音などの発音がとても綺麗なのも特徴です。

歌はウィスパー系中心の済んだ音色の発声

歌声は3種類の声区を使っています。地声・ミックスボイス・ファルセットの3種類です。ただミックスボイスとファルセットはもしかしたら一括りにできるものかもしれませんが、微妙に使い分けているような印象を受けます。

低中音域は地声を使っています。話し声同様に非常に息の多い済んだ音色の発声をしています。綺麗な息の倍音が「スーーーー」と鳴っているのがわかります。ウィスパーボイスと呼ばれるような囁くような声の出し方です。

基本的に「息」が全てというような発声法で、息に音を乗せているような印象を受けます。フレーズの終わりで息だけ残るようなニュアンスが多くあります。息の流れ、息のコントロールが重要な発声法です。

地声

中高音域はミックスボイスを使っています。ミックスボイスと呼べるものなのかファルセットと呼べるものなのか線引きするのが難しいですが、やや抜き気味だけどファルセットまでいかないような高音域があるように思えます。ファルセットまでひっくり返さずに声帯を少し閉鎖的に、かつ抜くようにファルセットに近いような音色の発声です。

ミックスボイス

高音部分。

高音域はファルセットを使っています。この高音域のファルセットは綺麗なファルセットのように感じます。ほとんど上記と差がないので同じ発声とくくってもいいのでしょうが、ファルセットらしく聴かせるファルセットとらしく聴かせないようなファルセット(ミックスボイス?)があるように思います。

ファルセット

どういう歌い方か

ウィスパーで言葉を押しすぎず引きすぎず

ウィスパーボイスで歌うのは実は結構難しいのです。ウィスパーボイスは「音量としては大きくない」と言えるのですが、その分よく通るウィスパーボイスでなければいけないのです。通らない声であれば、本当にただ囁いているだけで何言ってるかわからないですからね。

通るウィスパーボイスというのは、息の量が鍵を握ります。息が多ければ多いほどに通ります。しかし、息の量が増えれば当然声帯にかかる圧力は増えていき、囁きからは遠ざかっていくわけです。

つまりウィスパーをコントロールするのも難しいのです。手嶌葵さんはこれでもかとウィスパーを使いますが、かなり声が通りますよね。あの大量の息が声の通りを生んでいるのです。

どういう練習をすれば手嶌葵さんのように歌えるか

手嶌葵さんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。そのぶん多くの練習や訓練が必要になってきます。

ですが、要点を絞っていくことで近づく近道になります。

手嶌葵さんのように歌うポイント

ポイント

息の多いウィスパーボイスを身につける

やはりこれが一番重要ですね。では練習方法書いていきたいと思います。

息の多いウィスパーボイスを身につける練習

まずはドッグブレスで横隔膜を鍛えて息をしっかりと吐けるようになることが重要です。

またドッグブレスの練習を声の成分より息の成分を多めに練習することで、ウィスパーボイスの練習にもなります。これでしっかりと声に息をのせる練習をしましょう。

「スー」「ズー」トレーニングも息と声との連動に最適なトレーニングです。

「ヒ」トレーニングもウィスパーボイスのトレーニングに最適です。

ウィスパーボイスは息を吐くのも大事ですが、響かせる位置に息を通り道を作るのも重要です。つまり響きを当てる位置が重要ということです。

ちょうど軟口蓋に向かって息を通すような声の出し方がウィスパーボイスには一番最適かと思います。この「ヒ」トレーニング軟口蓋に向かって息を当てるのにかなりいい練習です。

まとめ


手嶌葵さんのように歌うには

手嶌葵さんのように歌うポイント

ポイント

息の多いウィスパーボイスを身につける

が重要です。もちろんそれ以外にも重要なことはたくさんあるのですが、手嶌葵さんの歌声に近づくにはまずここを抑えるべきですね。

ただ、個人個人もともと持っている声帯は違うので手嶌葵さんと正反対の声帯を持っている人はなかなか同じように歌うのは難しいかもしれませんね。

声帯の向き不向き

息系で高音の声→向いている

鳴り系で低めの声→向いていない

あくまで向き不向きです。頑張りましょう!

オススメ記事

1

今回はボイストレーニングの効果を高めるグッズや声を鍛えるのに欠かせないグッズについて書いていきたいと思います。グッズがなくてもボイストレーニングはできるのですが、あれば便利です。 グッズを使うメリット ...

2

今回はボイストレーニングにオススメの本について書いていきたいと思います。ボイストレーニングというものは、なかなか独学でやっていくというのは難しいですよね。「何からやればいいのか、何が正しいのか、何が一 ...

3

今回は「声の音域を広げる方法」について書いていきたいと思います。歌において音域を広げるということは大きな課題の一つですね。おそらく多くの人が音域を広げたいと思ったことはあるでしょう。 それくらい歌にお ...

4

今回は「歌が上手くなる方法」について徹底考察していきたいと思います。歌というものは誰もが身近に聞いたり歌ったりすることができるものですね。 そんな身近なものだからこそ歌が上手くなりたいと思ったことがあ ...

5

今回はミックスボイス(ミドルボイス)について書いていきたいと思います。『ミックスボイス』というものについて疑問を持っている人は多いと思います。そもそもなんなの?何がミックスボイスなの?自分の声はどうな ...

-歌声解説 女性シンガー
-

Copyright© 【ミュートレグ】 , 2019 All Rights Reserved.